【0円でできる在宅医療クリニック経営術137】採用に「履歴書」は必要?

スタッフに頭を痛めている先生は採用の際、履歴書の経歴をしっかり見る方が多いです。即戦力になる人がほしいからです。でも、人間関係のトラブルで悩まれています。

賛否両論あるかもしれませんが、履歴書を見ないで「気が合う人」だけ採用したら人間関係の悩みがなくなるかもしれませんよ。

facebookでこんな記事を発見しました。

【どういう人を雇うべきか?】数年前のことである。行列が途絶えない幻の羊羹で有名な吉祥寺小ざさの稲垣篤子に、経営について相談したことがあった。
「やはり、稲垣さん、会社が大きくなると、自分と意見の合わない人も入れて、多様化しなければなりませんよね」
僕としては経営について迷っていた時期だった。
マーケティング的側面ではなく、マネジメントについて、稲垣さんにどうしても聞きたかったのだ。
そのときの稲垣さんの答えは、単純にして明解だった。明快と言ってもいい。
「気が合う人だけを選べばいいのよ」
おそらく、僕の眉間に皺が寄っていたことだろう。
通常のマネジメントの考え方と、およそ、逆行しているように思えたからだ。
「意見が違っても、気が合うかが大事。いくら優秀でも、気が合わない人は、逆境のときに逃げていくから」
なるほど、とその時、迷いが晴れる思いをした。
そして、この状況になって、まさに稲垣さんがいうところの“逆境”になった。
周りを見渡してみると、稲垣さんが言った通りだった。
残ったのは、気が合う仲間たちだけだった。彼らが天狼院を支えた。
なるほどなあ、とそのときを振り返って思う。
気が合う仲間だと、ちょっと変に聞こえるようなことを言っているが、あいつが言うなら間違いないだろう、となる。
けれども、気が合わない人だと、揚げ足取りの消耗戦になる。
坂本龍馬は、友人の武市半平太にこう言ったらしい。
議論に勝っても意味がないと。論破しても、相手に不満が残ると。
なるほどなあ、と思うーー

参考にしてください。