【在宅医療開業メモ78】在宅医療クリニックが24時間対応を続けていくためにすること。

在宅医療をすると24時間対応しなくてはいけないから躊躇されている先生がたくさんいます。ドクター一人のクリニックで、毎日夜中や明け方に呼び出しがあると大変ですよね。

大変でも対応しなくてはいけませんが、「それ、今じゃなくてもいいんじゃない?」という電話も結構あるものです。それを減らすだけで、先生の負担はかなり減ります。

必要な時に対応するためには先生自身が健康でなくてはなりませんから。

ドクターひとりのクリニックで、多くの在宅患者さんを抱えている先生は「工夫」をされています。

たとえば、高齢者介護施設のスタッフが昼間、質問しやすい関係を作っておき、医療知識をレクチャーする。介護スタッフは医療行為はできなくても医療知識を持っていてくれるととても助かります。

押し付けはいけませんが、介護スタッフの中には、学ぶ意欲の高い方もたくさんいらっしゃいます。

また、たとえば、二週間に一度の訪問だとしても、まめに電話をして、状況を聞く。前もって状況を聞いておくことで急変を防ぐことができる場合もあります。まめに電話することは、患者さま、ご家族との関係を築く上でも大切なことです。

患者さま、ご家族が些細な変化を先生に言いやすい関係だと夜中や明け方に電話がかかってくることも減ります。(夜中や明け方に電話をかけることがいけないというわけではなく、昼間に対応できることもあるという意味です)

毎晩のように夜中呼び出しの電話があり、疲労困ぱいしている先生もいらっしゃいます。繰り返しになりますが、先生が健康でないと在宅診療を続けられないのですから、先生が疲れない対策を必ず考えてみましょう。

参考にしてください。