【0円でできる在宅医療クリニック経営術145】「こんな人だと思わなかった」を防ぐ面接の方法

一緒に働いてみてはじめて「こんな人だと思わなかった」と気づく、面接では見抜けない、という方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。実は面接で防ぐことができるのです。ポイントは3つです。

①経歴にこだわらない。

履歴書を見て優秀な学校を卒業していたり大病院での勤務経験があると「ぜひこの人を」と思いがちですが、経歴が優秀な人が人柄がよくてスタッフとうまくやっていってくれるわけではありません。だから、履歴書の経歴だけを見るのはやめましょう。

では、履歴書のどこをチェックするかというと「どのくらいの頻度で転職しているか」です。一箇所に長く勤務ぜすに転々としている場合は要注意。

②見送りもありです。

採用にお金をかけていると「今回絶対に採用するぞ」と思ってしまいます。だから、ハローワークでよい人材と出会えるのは、お金をかけていないからゆったりとした気持ちで面接できるからですね。「一緒に働きたい」人がいないのなら、見送りもありです。

③前職を辞めた理由を聞きましょう。

面接で本音を言う人はいませんがなるべく本音を聞きたいので、リラックスした雰囲気で聞いてみましょう。その際に、自分都合なら◯(①で転職が多くでも家庭環境の都合などなら◯です)ですが、もし、医療機関への不満を口にされたなら採用は見送ったほうがいいかもしれません。なぜなら、日頃から医療機関に不満を持っていて、採用したら今度は貴院の不満を持つ可能性が高いです。

世の中に勤務先に大満足の人は少ないとしても、不満を持って退職されるのはよっぽど嫌だった証拠です。なので、見送ったほうが賢明です。

参考にしてください。