新患さんが増えるにはどうしたらいい?

【日本一やさしいクリニック経営ブログ】です。日本一わかりやすく、やさしく、クリニック経営について書いていきます。
今日は「新患さんが増えるにはどうしたらいいか」について書かせていただきます。
病院やクリニックへ行ったことがない。そういう方はほぼいないと思います。
つまり、ほとんどのかたは病院やクリニックにかかっていて、「風邪をひいたらあのクリニックへ行く」は決めています。
風邪などの場合は、自宅から近い、職場から近いなど通いやすい場所にある医療機関です。
特定の疾患の場合は、ホームページでより専門的な医療機関を選ばれる場合が多いです。
つまり、新患が増えてほしいと思っても、患者さんはすでにどこかの医療機関に決めているということです。
そのような中で、新患さんが増えるには・・・
患者さんが現在かかっている(または決めている)医療機関よりも、患者さんのお困りごとが解決するクリニックであることが必要ですね。
待ち時間が長くて疲れる→待ち時間が短くなるように工夫する
医師がぶっきらぼうな雰囲気なので、質問しづらい→患者さんが質問しやすい雰囲気を作る。医師以外のスタッフが質問を聞く体制を作る
予約システムがないので待ち時間が読めない→予約システムを導入する
より専門性の高い医療機関にかかりたい→ホームページに専門的な説明ページを増やす
などです。
患者さんはすでに医療機関を決めていて、その医療機関に対して不満を持っているわけではありません。もし、不満があるのなら、ほかの医療機関に行くはずです。
そのような患者さんを貴院に来ていただくためには、患者さんの「もっとこうだったら嬉しい」という声を聞くことが必要です。
わたしの場合は、自分がクリニックにかかったときに「もっとこうだったらいいのに」を考えながら受診しています。
「もっとこうだったらいいのに」のお声は、「患者アンケート」ではなかなか聞けません。
あらたまって聞かれると「もっとこうだったらいいのに」はすぐには出て来ないものだからです。
ですから、ご自身がクリニック(他院)にかかったときこそ、患者さんの声を知るチャンスですね。
ご家族やお知り合いに「どんなクリニックだったら行ってみたい?」か聞かれてもいいですね!
何もしなくて自然に新患さんが増えるということはないということをわかっていただけたかと思います。
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明日もクリニック経営に役に立つ内容を毎日書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。